レス・ポールの製作

  
フォトギャラリーはこちら
 エレキギターの歴史上、最高傑作を1本挙げろと言われたら迷わず「ストラトキャスター!」と言いますが、やっぱりレス・ポールはいいものです。あの音、あのルックスにずっと憧れ、最初のボーナスで買ったのもレス・ポール(もちろんギブソン)でした。でもSG-2000に慣れた私にはハイポジションの弾きにくさ、ニトロセルロースラッカーの繊細さが億劫で、2年位で売ってしまいました。
 時は流れ、私も下手クソなりにギターを作るようになりました。5号機(ヤマハSGレプリカ)は当時の私には力作でしたが、その続編(改良版)も作りたい頃です。最近ギブソンからニール・ショーン・シグネチャーが出たのですが、写真を見てびっくりしました。表から見ると普通のレス・ポールなのに裏から見るとアリアのPEの如く、深くえぐられているのです。これを見て急に作りたくなりました。以下のコンセプトで製作しました。
 1)ハイポジションを弾きやすくする。
 2)6点式のトレモロアームとする。無理やり付けるのではなく使いやすさも考慮する。
 3)にもかかわらず外観はなるべくレスポール・スタンダードそのものとする。

いわば、都合のいいレス・ポールでしょうか。
基本設計 製作記録(No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9 No.10
資材購入リスト TOP