18、19号機(オールインワン&オールローズテレキャスター) 
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オールインワンにスピーカーを取り付けました。もちろん関節が動きます。
しかし・・片方のスピーカーが肘に隠れやすいことが判明。意識して弾けばOKですが。
やはり創作楽器というものは一発ではうまく行きません。こういう時は新田明男のようにキザな捨てゼリフを吐きましょう。

またギター作りが楽しくなりそうだ・・。
オールローズのネックのぜい肉を落としていきます。
フレットを打ちます。7号機以降、方法は変えていません。自作ベンダーで曲げてカットし、水で薄めたタイトボンドを足に塗ってから打ち込んでます。その後、エッジをタジマサンダーで仕上げます。
ネックの整形の前にルーターでそこそこ厚みを調整します。
のこやすり、アラカン、タジマサンダー等を節操なく使い分け(笑)、整形していきます。
こちらはオールインワン。残っていたコントロールボックス(仮称)を組みます。これで一通り箱になりました。
木工パテであちこちの隙間を埋めます。StewMacのは真っ白でパサパサでしたが、セメダインのはいい感じです。
さて、糸巻きを取り付けます。オールインワンはトレモロ付きなのでロック式(一番安価なグローバー)です。ヴィンテージには拘らないのでオールローズは個人的に好きなゴトー製です。
こちらは裏面。
オールローズのピックアップですが、コストパフォーマンスの高いGuitarWorksオリジナルにしてみました。
フロントが白黒、リアが黄黒のワイヤーだったのでハムキャンセル仕様かと思いましたが通常の仕様でした。

ちなみに手前はオールインワンで用いるStewMacのセンターとリア(元々7号機用)です。ハムキャンセル仕様で逆巻き逆磁極(RwRp)なのでくっつきます。

なんのこっちゃ??の方はこちらをご覧下さい。まあ、本質的にはどうでもよい話なんですが(苦笑)。
二度と無いかもしれない作業の為にテンプレートを作るのが面倒になったので、まずドレメルのフリーハンドで精度よく周縁を削り、
これをテンプレートにしてルーターで彫りました。
だんだん姑息になっています。
セミアコ構造なので通線穴はフロントも真横に貫通させました。
コントロール部の穴は裏から補強を入れました。
弦を通す穴は表裏から小さなドリルで開けました。裏板を貼る前にやってしまいました(今なら失敗してもバレないので)
フロントPUの通線がスムーズに行くよう、補強材を兼ねたガイドを付けました。ライニングも接着します。
気持ちの問題かもしれませんが、表板の上部に補強材を2箇所入れました。
リテーナの食い込み箇所をエポキシ接着剤で固めてしまいました。凶と出るかもしれませんが、抜け防止と取付け作業の円滑化が目的です。
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