18、19号機(オールインワン&オールローズテレキャスター) 
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電池ボックス収納部分を表からルーターで彫りました。隅っこはのみや彫刻刀で彫りました。
単ニ1.5V×6本=9Vです。もちろんACアダプターも使用可能にします。
ちょっと記念撮影です。
スピーカーの関節部分ですが、当初フィルムケースを使おうと思いましたが結局水道補修用のOリング(ホームセンターで普通に売ってます)を使うことにしました。外観はいたってシンプルですが、すごい仕掛けになっています。
関節部分の断面図はこんな感じ。
スピーカーと本体をギュッと締め付けるとOリングが変形(断面が四角に近くなる)してシール性が増します。水中カメラの技術の応用です(ほんまかいな?)
とりあえず45mm厚のセンターブロックに70mm厚の箱を構築しました。ストラトの部品(ネック、トレモロ等)を転用するとこうなってしまいます。勿論これから補強材を随所に入れます。

個人的にはトレモロの無いエレキなんてクリープの入っていないコーヒーみたいなものでして(死語・・)、使う使わないに関係なく付けてしまいます(苦笑)。
ネックジョイント部は怪しい形になりました。
補強材をあちこち入れました。
ちなみにここは通線ルート(前側)です。通線しやすいように斜めに補強材を入れました。
ここが斜めになっているのは12号機と同様、トレモロ調整を容易にする為です。
トレモロの後ろは通線ルート(後側)と僅かばかりのエフェクタースペースです。
補強材のツラ合わせをしたらライニング(StewMacのアコギ用)を接着します。
裏板も切り出します。
裏板を接着します。
エッジを整形しました。
スピーカーの関節部品を接着します。
久々オールローズです。そろそろ位置関係を確定したいので、ネックポケットを彫り、パーツ取付け穴を開けました。
ネックポケットは奥行き77mm、深さ16.5mm、幅54mm(手前)56mm(奥)位がフェンダー系の基本のようですが、後々多少幅広に調整しようと思います。
悪名高いテレキャスのジャックです。組み立てにくく外れやすい構造になっています。裏板を接着する前ににそこそこ仕上げてしまいます。リテイナーは接着剤等で補強するかも。
ネックを進めます。
ヘッドと指板面の段差は12mm位が基本のようです。指板の厚みが今回6mmなので指板接着面との段差を6mmにしました。例によってルーターのスダレ彫りです。
それにしてもローズウッドの硬さには参ります。マホガニーやアルダーをクッキーやビスケットとすると、ローズウッドは鏡餅みたいです。
疲れたのでカーボンロッドは止めることにしました(苦笑)。
感覚的にはマホガニーの4〜5倍は時間が掛かりましたが、何とか彫り終えました。
従来はフレットを打った後に指板を接着していますが、今回はフェンダー系なので先に接着してみました。
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