25号機 バタヤンモデル
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気合いを入れたらこんなになってしまいました。
でも闇雲に削った訳ではありませんよ。なるべく忠実にしています。後世の人に「この傷はなぜこの場所にこのようにできたのか」を考えてもらう為です。
テイルピースですが、私にはゴールドパーツに見えます。但し勿体ないのでニッケルメッキに模型用のクリヤーイエロー(レッドを微量添加)を塗って拭き取っています。
ペグもエイジングをしました。塩素系漂白剤でと思いましたが、思ったほどニッケルメッキが劣化せず、サンドペーパー、塗料の力を借りました(エッチング液等、もっと強烈な酸でないといけないようです)。まだ途中ですが、クルーソン跡も再現しました。穴もあちこち開けないといけません(?)
15フレットの中央にねじ込まれている謎のネジ、気合いを入れたら頭がちぎれてしまいました。何のためにあるのかわかりませんが、巨大なマグネシウム補強材内蔵により指板とネックの木材部分の接触面積が少なくなったことを補う為の補強か、指板接着時のセンター合わせのどちらかでしょうか。いずれにしろ私のレプリカではあまり関係ありませんし、ちゃんと刺さっているのでよしとしましょう。
19フレットのフロントPU取付け穴も一応開けておきます。尚、15フレットのインレイですが、メーカー出荷時はネジ穴部分のみアバロン(メキシコアワビ)で覆っていますが、パールセルで全面埋め直しとしました(先述の通り、バタヤン機は1991年頃を境に埋め直していると考えます。)。
指板の色を調整します。
ネック本接続前の記念撮影。実はこの部分にメイプルの突板を貼り割れ止めにしています。
このようにスプリングとワッシャを噛ませました。
補強ねじ2本をねじ込んで取付完了です。外観は本物と異なりますが、現在誰もが入手できる材料でできるよう考えた末の結論です。
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