ブライアン・メイモデル(Red Special)製作記
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ヘッドにペグ穴を空けます。男なら木工用ドリルでφ10mmを一発勝負で空けたいところですが、私は軟弱なので表裏からピンバイスで下穴を空けて、
リーマーで広げます。この方が位置ずれしにくいです。
ペグが未注文なのでとりあえず調整用にMartinキットの付属品(シャーラーM6タイプのゴトー製)を付けました。
1、6弦を緩く張ってみました。写真には写っていませんがナットは前回購入したレスポール用(スロット済み)を仮設しています。
僅かにセンターずれが見られました(1、6弦と指板の最終フレット付近の位置関係で判ります)のでネック仕込み部をやすりで削って修正しました。
ネック位置決め完了後、補強ボルトを締めました。これはオリジナルに無い仕様です。
1、6弦を張った状態でネック側面、裏面の最終(?)整形をしました。
ヒール部のバインディングはボディ用を4枚重ねて(うち1枚のみチャンネルを彫って接着)製作しました。後で綺麗に整形します。
トレモロのスプリング固定金具のネジ穴を彫ります。φ2.8mmのビットを使い、深さ10mmの所にピンバイスで空けました。
とりあえずスプリングを仮設です。多分最終的には並行につけると思います。
ピックガードのネック部分、トレモロ部分をざぐり、ボディにフィットさせました。
StewMacからシャーラーのロッキングチューナーが届きました。ご覧の通りポストが極めて短いのが特徴です。ポストに弦を殆ど巻かないので小さくてよいのです。
普通の糸巻きだとポストが長く、ヘッド角度が4度しかない本機ではユルユルになってしまいます。
こちらはピックアップです。ミドルPU(中央)はハムキャンセル仕様で逆磁極なので他とくっつきます。
余談ですがStewMacのGolden Ageピックアップはこの1年で劇的にルックスが進歩しました。左はSGレプリカで使った同じ型式ですが、現行(右)ではシールドが巻かれ、専用アースが付き、ポールピースにテーパーがかけられ、ボビンは梨地調になり、リード線もオールドっぽい材質になりました。前回はあまりの安っぽさにちょっと腹が立ちましたが今度は大納得です。
ピックガードにピックアップの穴を空けました。糸鋸とやすりのみでは大変手間がかかります。一度テンプレートを作ればルーターで出来るのですが、今のところ1台しか作る予定がないのですべて手作業です。
ピックアップのリード線をコントロールキャビティに通す溝を彫りました。
早々とエンドピンを付けました。これがあると作業性が良くなります(垂直に立ててクルクル廻せるので)。ネジ穴はφ2.4mmです。
コントロールパネルは作り直しました。これは裏面です。ロータリースイッチとストラト用スイッチは本物にはありません。私のオリジナルです。
ストラト用スイッチを付ける都合上、強度確保の為コントロールパネルの”足”を増設しました。
コントロールパネルを装着した様子です。なかなかメカメカしいですが、ネジ穴は上からピックガードで隠してしまうので最終的にはすっきりしたルックスになります。

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