Martinキット製作記
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製作開始です。まずはロゼッタ(口輪)作りです。LMIから1mm角の着色メイプル材を購入しました。





設計図は予めExcelで作ってあります。購入本数はこれを元に計算してあります。
八重山の伝統工芸、ミンサー織りの模様です。「五(いつ)」、「四(よ)」、間の空白の3種類のデザインが必要です。
クッキングシートの上で材を接着します。今回は「五(いつ)」、「四(よ)」は長さ50mm、間の空白部分は足りなくなったので73mmに切ったものをタイトボンドで接着しました。
このように定規の端を使って押さえます。
まず板を作り、これを重ねていきます。接着面はスクレーパーで綺麗に清掃してから接着します。
このように12×16本を組み合わせて角柱ができあがります。
ここまで作るのに4時間掛かりました。
尚、1mm各材を16本重ねたら17mmになってしまいました。膨張を考慮した設計が必要です。
数日乾燥後、これをのこぎりで4mmずつ輪切りにします。本当はマイターボックスを使ったほうが薄く綺麗にできます。
輪切りにするとこんな感じです。金太郎飴です。
私の力作も長女には「きれいなおはじき」のようです。紛失しないうちにしまっておこう。
輪切りを台形に削ってリング状に並べてみました。こんな感じになります。
次はポジションマークです。予め作図した絵と材料(MOP、マザーオブパール)を並べ、にらめっこです。
MOP材に鉛筆で下絵を書きます。なるべく無駄の無いように。
これをジュエリーソーで切り出します。間違っても木工用糸鋸で切らないように(笑)。
写真では手で押さえていますが、洗濯バサミも併用しました。

【後記】
タイトボンドで下絵を貝に直接貼り付けると作業が楽です。切り出し後、水をつければ下絵は取れます。
3匹、もとい3頭できたところです。
全部できました。指先が痛いです。もうじき2歳の次女が「ちょうちょ!」と認めてくれました(笑)。
後はキットの到着を待ちます。遅いなあ。

【後記】ハイポジション以外のマークは大きすぎたので後日小さく削りなおしています。

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