エレキギター1号機(通算5号機)製作記
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私は青が好きなので、現在入手し得るあらゆる着色料、塗料を試しましたが、StewMacの青ステインが一番好みでした(少々蛍光塗料が入っています)。ピックアップのキャビティで発色テストをしてみました。
シーラー&下地磨きが完了しました。プラスチックのようです。
シーラーは3回吹きました。
マスキングをします。ニチバンのクリアーラインテープはR部分にもフィットし、極めて優秀です。
塗料を調合(トップコート用クリアラッカーに青ステインを入れるだけ)し、着色です。
4箇所(ネック上半分、ネック下半分&ボディ裏、ボディ側面、TOP)に分け、各3回吹きました。
このように3回の重ね塗りで深みのあるブルーになりました。
いよいよマスキングテープを剥がします。
着色完了です。試しにピックアップを付けてみました。
う〜ん、美しい(自己満足)・・・。
夏だ海だSGだっ!という感じです。
ヘッドに自作デカールを貼ります。
デカールの作成法は模型関係のサイトで勉強しました(概略はこちら)。プリンターは勿論、アルプス電気マイクロドライです。フラッシュシルバー(銀箔風)にメタリックゴールドの縁取りです。見る角度によって光り方が変わり、結構カッコいいです(自己満足)。
いよいよクリヤトップコートです。その前にバインディングにはみ出た青をスクレーパーで削ります。
クリアトップコート(これもStewMacで購入)は3回吹いた所から、磨いて吹いてを繰り返します。
これを毎日1回ずつ、計8回も吹きました。
マスキングを剥がし最終研磨に入ります。
・・とその前に、シールド用導電塗料を2回塗ります。
コンパウンドもStewMacです。ドイツ製でした。
このようにピカピカになります。
いよいよ電気部品のハンダ付けです。
各端子にはあらかじめハンダ盛りしておきます。

【後記】
その後ですが、オーディオマニアがやるように、予め端子に電線を絡げてからハンダを流し込む方法も行っています。詳しくは7号機製作記録をご参照下さい。
予め作図しておいた回路図通り配線します。回路はIbanezのS540を参考にしました。但しS540はセンターPUの磁極がSなのでハーフトーン時の配線が若干異なります。
ハンダ付けはなるべくキャビティの外で行い、終わったらキャビティ内に組み込みます。
キャビティのカバーにはシールドの為の銅箔を貼ります。
トレモロの金具もアースします。これで弦もアースされます。熱量が大きいので布の上でハンダ付けです。
配線も終わり音出しチェックです。
ロッドカバーの文字も自作デカールです。金色に輝いています。
ナットは溝のすべりが良くなるよう多少手直ししました。
最後はエポキシ接着剤で取り付けます。
ノブ、ストラップピンを付けて完成です。音はこんな感じ(MP3:クリーン 歪み)。
あ〜長かった。4ヶ月もかかりましたが夢にまで見た自作エレキの完成です。
3台並べて記念撮影、SG-T2に比べかなり鮮やかなブルーです。
重量ですが、うちの体重計(最小目盛0.2kgと粗い)で左から4.4kg、4.2kg、4.8kgでした。私のSGモデルは随分軽く感じます。
こちらは私の長女の作品、「おとーさんのギターかいたの」だそうです。
鮮やかなブルー、6個の糸巻き、よく見てたんですね(笑)。

製作記録はこれでおしまいです。長いことお付き合いありがとうございました。

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