エレキギター1号機(通算5号機)製作記
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ネックとボディの接合面も隙間が出ないよう、カーボン紙を用いて調整です。
黒くなった所を削ります。
貼り付けが終わったトップの裏面(マホガニーとの接着面)に一箇所隙間があったのでメイプル片で補修しました。見えない箇所ですが。
Topも作業しやすいように切り出します。
12フレットまで角のように長く延びた部分は指板にサンドイッチされる部分です。
いよいよメイプルトップの接着です。
【後記】ここで慌ててメイプルトップを接着してはいけません。電気系のキャビティや通線ルートを予め彫るのが基本です。
持っているクランプ類(アコギで買った)全てを駆使します。
クランプ中にずれないように細心の注意をしました(アコギでの失敗を反省)。
ネックは位置ずれ防止のために挿入しているだけでまだ接着していません。
今接着するとボディの加工が面倒になります。

尚、購入した材は少々厚めでした。乾燥後、ルーター作業がし易いように厚み調整(TOP15mm、バック45mm)しました。厚み調整もルーターで行います。
後から知ったのですが、レスポールはトップ0.5インチ(12.7mm)、バック1.75インチ(44.45mm)です。
ボディ形状のテンプレートを作成しました。
手前の怪しい長方形は違う所で使ったテンプレートの名残です。深い意味はありません。
【後記1】テンプレ−トは10〜13mmのベニヤ板が良いです。薄いとルータービットのローラーガイドになかなか掛かりません。)
【後記2】慣れてきたら、テンプレートを使わないほうが綺麗に掘れるようになってきました。詳細は24号機参照。

テンプレートを使ってルーターで成型します。
表裏左右4箇所、精密切り出しします。
SGの形状になります。洗面器3杯分の木屑が出ました!
何とかギターらしい形状になりました。記念撮影です。
ネック接合部です(撮影用に挿入しているだけで未接着です)。
素人丸出しです。これからじっくり削っていきます。
トレモロ(Wilkinson-Gotoh)を注文しました。逆輸入です。
その為か簡易包装でした。でもゴトー製は仕上がりがすごく丁寧です。

各キャビティの深さ測定の為、写真右のような治具を使用しました。
メイプルトップの最高地点(ブリッジ周辺)からの落差をノギスで測定します。
トップのアーチもこれで測定します。
SG-T2に用いられているRockin' Magic Pro IIIとWilkinsonの寸法比較しましたが、ポストの幅、ブリッジポイントとの距離が全然違います。同じ穴を掘る訳にはいきません。実物に合わせてルーティング位置を決定します。

写真にうっすら見えますが、トップのアーチの等高線も書き込みます。
ピックアップキャビティ、トレモロ穴を彫ります。トップが平らなうちにやってしまいます。
但しBOSCHのルーターでは深さ40mm位が限界と知りました。
これ以上は手作業でのみをつかうことにしました。
ピックアップ用ルーターテンプレートも製作します。

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