エレキギター1号機(通算5号機)製作記
No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 TOP

ナットを購入しました(左)。右は不採用となったレスポール用です。
指板の幅、高さ、Rに合わせてちゃんと加工します。
これらがナット加工用の工具です。殆どはアコギ製作時に揃えました。スロット用のやすりは弦の太さに合わせて専用で用意するので高価です。でも細いやすりで無理やり兼用するのは難しいです。
一旦弦を張り、弦高を低めにし、ビビリ確認です。
熟練者やメーカーは最終段階で行う作業ですが、私は自信が無いので塗装前に極力仕上げておくことにしました。24フレットから開放弦まで、1フレットずつ下降して弦を鳴らし、ビビりがあれば1つ上のフレットをやすりで削ります。これを6本の弦すべて行います。(6×24=144箇所)。チョーキングしても確認します。
エスカッションの高さ調整です。レスポール用は弦と干渉します。ネック仕込み角度の違いでしょうか(レスポールが通常4°に対し、SG-T2が私の実測で3°)。
そういえばSG2000とT2、エスカッションの高さが随分違うけどネック仕込角度も違うのかな?
フロント用に買ったものをリアに、リア用に買ったものは傾斜を削ってフロントへ移したらフィットしました。
エンドピン、ジャックプレートも取付け(ネジ穴はφ2.4mmで丁度よい)てみました。
随分遅くなりましたが、サイドポジションです。ピンバイスで穴を空け、材料を埋め込み、やすりで仕上げます。
木工作業が終わりました。記念撮影です。
こちらは裏面です。
いよいよ塗装に入ります。最終磨き(240→400→スポンジ)を行い、軽く水拭きして粉を落としました。
バインディング幅揃えや、トップのアーチの微妙な補修を行い、マホガニー部をとの粉で目止めです。との粉はウクレレキット製作時に買った残骸です。次回からはStewMacのグレインフィラーを使う予定です。
余分なとの粉を除去後、スポンジで磨きます。
これが下塗り塗料です。水性のシーラーです。StewMacから購入しました。
私は環境関係の仕事もしている関係上、水性派です。それに幼い子供がいる家庭で油性は使いたくありません。水性は塗装器具の洗浄も容易です。
新規購入した塗装セットです。
やや高価でしたが、夜中でも作業できる音量です。
スプレーガンはオリンポスのアリーズSGA-6309 SC(ノズル径0.9mm)、コンプレッサーはエアテックス製のAPC-006Nです。
試し吹きしました。最初は写真のように垂れまくりでシロート丸出しでしたが、だいぶ慣れてきました。
うちは塗装場所が無いので、風呂場に新聞紙を貼りつめて行います。
もちろん水性塗料だからできることです。油性塗料では絶対真似しないで下さい。中毒や火災の危険があります。
何とか楽器になりそうな見通しが付いたのでピックアップを購入しました。Music123はUPS(ヤマト)で来ました。納期は早かったのですが、PUは透明ケースが粉砕していました。中身は大丈夫でした。
Duncanは高級感があります。今回はJazz&JBですが深い意味はありません。タップ取りできる人気機種ということだけで選びました(苦笑)。尚、今回は将来的な転用も考えて普通のJBですが、ウィルキンソントレモロのピッチ幅を考慮するとリア側はトレムバッカーが望ましいです。
ちなみにフェンダーのナットは次回用です。
最終磨き、マスキング(バインディングもマスクした)を行い、シーラー1回目です。水性シーラーは粘度が低く薄める必要なし(むしろ濃縮したい位)でした。
乾燥するとやや褐色になります。

ピックアップを試しに付けたら、キャビティエッジのRが緩いためぶつかってしまいました。径の大きいビットで開けた為です。彫刻刀とドレメルで修正です。次回は径の小さいビットも購入します。
忘れないうちにカバー類(ロッド、キャビティ、トレモロ)も製作します。既製品ではなく自作しました。
トレモロのカバーは一応作りましたが、私には不要なので取付けはしません。
廃材でロッドカバーも製作しました。
「それ用」でない材料を無理やり薄く加工したのですごい手間がかかりました。
シーラーを吹いて磨きます。これを繰り返します。

No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 TOP