エレキギター1号機(通算5号機)製作記
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テンプレートを用い、ピックアップとトレモロのキャビティを掘りました。
ルーターに使い慣れない為、削りすぎた箇所もあります。
起動トルク、停止時の惰性での破壊に注意です。細いビットもほしいです。

ひょっとしてリアPUのザグリと深い箇所と裏のトレモロキャビティが貫通しているのでは?と思ったら案の定。でもT2でもこれがアース線穴になっていることを知りました。
コントロールキャビティは35mm深さ迄はルーターですが、残り10mm(メイプルトップまで)は手で掘りました。
最近はここまで深く掘らなくてもロングシャフトのPOTがありますが、今回はスイッチもあるので通常のPOTを使います。
トップが平らなうちにバインディングのチャンネルも彫ってしまいます。
但しそのままではガイドが届かないのでドレメルを無理矢理底上げしました。

最近StewMacからバインディング用ローラー付きビット(1/4インチ)が出たので次回はBoschでやろうと思います。
バインディングチャンネルを彫ったところです。
いよいよトップのアーチを彫ります。等高線に合わせ、周辺からルーターで削っていきます。今回は2mmのステップにしました。
その後、タジマサンダーで整えます。
フレームメイプルやカーリーメイプルはウロコ状に剥がれやすく、のみ、カンナがうまく使えませんでした。
【後記】アラカンの方が楽です。12号機参照。
ボディのサイドもきれいに整形します。
バインディングチャンネルは平やすりの先端で形を整えました。
パーフリングチャンネルはピンバイスで下穴をあけ、やすりを使って彫りました。
機械より、目視で確認できる金属やすりがやりやすかったです。
パーフリング&バインディングを接着します。
前者は先に白黒ラミネートしてから貼り付けます。アセトンが大活躍です(尚、本物のSGのような豪華なバインディングを作る気合はありませんでした)。
アセトンは薬局やホームセンターのFRP関係で入手できます。
ABS製バインディングはテンションが強いです。悪い例ですがガムテープを併用しました。
後から知ったのですが、事前に熱湯に漬けて曲げておけばよかったみたいです。
ウェスト部分は特に接着しにくいです。これまた悪い例ですがスプールクランプも併用しました。これでも完全にくっつかないので最後は廃材でバインディング押さえ専用治具(後述)まで作りました。
乾燥後、スクレーパでバインディングを削ります。面白いように削れます。
サイドも同様です。
各ピックアップ間を貫通する穴を空けます。
長ドリルが無かったのでやすりで強行突破です(悪い例)。
メイプルの角が邪魔し難航しました。
ちなみにレスポールではスイッチからコントロールキャビティまで一直線に貫通穴があるようです(メイプルトップ貼付け前に空けると思われます)。
写真ではわかりにくいですが、リアピックアップとコントロールキャビティを結ぶ穴も空けます。3つのピックアップの配線が通るので大きめ(φ8mm位)に空けます。
カッタウェイのチャンネルはドレメルやルーターが使いにくいのでピンバイスで下穴&金属やすりです。
コンターを加工します。
のこぎり、ノミ&金槌、タジマサンダーが有効でした。
最後はタジマサンダーで仕上げました。

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