エレキギター1号機(通算5号機)製作記
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ナットを仮設置します。滑りのよいグラフテックです。日本製でした(苦笑)
とりあえずレスポール用の「スロット済み」を買いましたが、指板のRがポールリードスミス用と合わず、後日スロット無しを買いました。
トレモロブッシュを空けは難航しました。丁度良い径のビットがなく、やや小さめの穴を空けてブッシュを挿入したら1/3位挿入したところで入らなくなり、抜こうとしたらフレームメイプルにひびが入ってしまいました(固くてもろいのです)。
やむを得ず、やや緩め(ブッシュ径と同じφ10mm)の穴を空け、タイトボンドで補強しました。接着剤の水分で膨らむので強度は問題無いと思いますが、ちょっと悔しいです。
トレモロのスプリングのフックを固定する穴を空けます。長いビットが無かったのでφ2.8mmの刃をラチェットで使いました。ちょっと角度が急すぎます。
ビットに付いているテープは深く空けすぎない為の目印です。
スプリングをつけたところです。ストラトより13mm厚いボディにトレモロを付けると、当然の結果、裏のザグリはストラトより13mmも深くなりスプリングの脱着も弦交換も少々面倒になります。
ウィルキンソンをはじめて取り付けて試奏します。
ネックに角度があり、指板のRもあるのでブリッジ駒を一つずつ、やや高めに調整しました。
ネック仕込み角度を4°にしていたらかなりみっともない状態だったでしょう。
3、4弦が1、2フレットでやたらビビります。ナットのRが違う為とこの時点でわかりました。
でもアームアップもばっちり、チューニングも狂いにくく、ロック式糸巻きに感動しました。
スイッチ、POT類も付けてみます。先にPOTの位置を決め、丁度いい位置にスイッチを付けます。
スイッチの溝はピンバイス&カッターナイフ&やすりで、裏ザグリはノミで行いました。
POTの穴の横の小さい穴は回転防止穴です。
POTはCTS(?)とかではなくStewMacオリジナル(メーカー不明)です。ロングシャフトではありません。スイッチはメガスイッチ(Sモデル、普通のストラト用)という商品名でしたが、シャーラー(独)製でした。かなりしっかりした作りです。
アウトプットジャックはサイドにしました。本当はφ20mm位の丸穴だけど、φ10mmを4箇所あけてやすりがけし、四角としました。但しプレートのねじ穴位置を考慮すると写真のような四角形にはせず、菱形にすべきでした。
遅れ馳せながら、ヘッドにドレメルとやすりでチャンネルを彫ります。ヘッドが最後になったのは、ヘッドの厚み、形状が最後まで定まらなかった為で、通常はもっと早い工程で行います。
先にパーフリングを貼り付けました。
引き続きバインディング貼付けです。
最後にスクレーパで仕上げます。
バインディング貼りが終わったので、修正作業です。カッタウェイ用バインディング押さえ治具を作成しました。今度はスポット的に押さえられ、ばっちり(強すぎて少々凹んだ)です。先述の自作パテも使いました。
トレモロ、キャビティざぐり部にカバー用の凹みを彫ります。彫刻刀がやり易いです。SG2000を見て、ネジがあるところ無いところで幅が異なることを知りました。

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