一五一会レプリカ製作記録
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弦を張って試奏し、いい感じと思っていた矢先、ブリッジがじわじわ浮いてきました(苦笑)。
今日は気温32℃、湿度80%、これでは液状ニカワは全然硬化しません。スチームアイロンを当てたら2〜3分であっけなく剥がれました。接着時のクランプも足りなかったみたいです。

【後記】フランクリンの液状ニカワは寿命(乾燥した冷所で12〜18ヶ月)があり、徐々に硬化性能が低下するそうです。私のは2年経過しているので寿命ですね。そろそろ本当のニカワに手を出そうと思います。
タイトボンドでやり直そうかと思いましたが将来のことを考えるとやはりニカワにしたいです。そこで補強ボルトを入れることにしました。カッコ悪いかもしれませんが音来(ニライ)もやってます。今回は木ネジではなくφ3mm、長さ20mmのボルト(裏からナット締め)です。
こうなったら不安要素はすべて解消しておけと思い、ネックもボルト補強しました。
4号機と6号機を比べて思いましたが、ボルトオンでも音に悪影響は無いと思っています。ダブテイル方式で作るのは今回を最後にしようかと思います。
先ほど試奏して思ったのですが、やはりポジションマークがほしいですね。指板側面に漢字デカール(いつものアルプス電気)を入れることにしました。
この後クリヤーを塗って剥がれ防止にしています。
ブリッジピンの穴に弦を通りやすくする為のガイド溝を彫ります。折れた糸鋸の刃です。
ナットはこんな感じ。糸巻きに向かって溝を彫りますが、一五一会は変形ヘッドなので、溝の向きも変です(本物がこうだったか憶えていませんが)。
ちなみに定規は記念撮影として当てているだけです。今回ナットでの指板幅は35mmとしました。あと2mm位細くてもよかったかも。
ケースのフェルト貼りを終えました。
出し入れの際にぶつけないよう、フェルトはケースのへりに多少はみ出る感じにしました。
蓋の開きすぎ防止リボンを付けました。今回はネジ留めとしました。
エンドピンの部分は若干削ってへこませてあります。
パチン錠と取手を付けてケースの完成です。
ナットをエポキシ接着剤で接着、ブリッジのネジは貝で埋めようと思いましたが在庫が1個しか無かった為、黒く塗ってごまかし、完成としました。
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