一五一会レプリカ製作記録
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今頃になってヒール部を接着します(これを先に接着してしまうと諸々のルーター作業がやりにくくなるので)。
バンドソーが無いのでドリルと糸鋸による荒業で切り出します。
薄いのこぎり、カンナ、小刀等で仕上げていきます。
ボディとの噛み合わせを調整します。ちなみにネックの指板接着面の角にはマスキングテープを貼って、作業中にうっかり削ってしまうのを防いでいます。
完成が見えてきました。また記念撮影です。
今回は特別にケースも自作することにしました。CRANEさんのサイトで知ったのですが、コフィンケースというタイプです。コフィンとは棺おけのことです(笑)。
ネックを接着しました。なんて言うと爽やかですが、隙間無く、かつ変な方向に傾かないようにするのは至難の業です。補正にマホガニーの薄片を挟んだりしました。接着は液状ニカワです。
ネックの仕込み角度は理屈から言ったらゼロ度ですが、弦のテンション分を考慮し僅かに逆反りさせました。Martinキットの組立て説明書に倣っています。
当然このままではネック接続部(14フレット地点)でカクンと指板が折れ曲がることになります。それで10フレットあたりから滑らかなRを描くように削ります。

・・といってもコンマ何ミリの世界の話なので、最初からネックと表板がツラ一でも問題ないと思います。
今回、カーボンロッドはヘッドブロックまで延長することにしました。
ロッドを接着します。今回は指板をニカワで接着するのでここも同様にしました。
ヘッド傾斜部分のカーボンロッドを切り落とします。削り粉が結構鋭いので目に入らないように注意します。
いよいよ指板をニカワで接着します。
オリジナルには無いヒールキャップを接着しました。バインディングの切れ端です(苦笑)。
ヘッドプレートを接着しました。ネック裏もスリム化していきます。
ブリッジはまず失敗し易いサドルの溝を彫り、
切り出して、ブリッジピンの穴を開け、
身近な工具で仕上げました。
糸巻きの穴を開け、仮設してみました。贅沢にもグローバーのミニロッキングチューナーです。しかし2個余ってしまいます(勿体無い・・。)。
”棺おけ”も組み始めます。材がデカいので部屋を掃除しないと糸鋸に掛かりません(苦笑)。
こんな感じでしょうか。マイターソーを売ってしまったのでつなぎ目の斜めカットが面倒でした。隙間は薄片でごまかしています。
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