一五一会レプリカ製作記録
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製作開始です。最初の工程はロゼッタです。 
廃材を掻き集めて八重山伝統工芸「ミンサー織」のデザインにしようと思いましたが面倒になり、フツーの貝インレイにしました。
私は予めテフロン板にサークルを彫ってその中で作ります。                              
”フツーの”と言っても初めてこれを作った時は感動したものですが。
完全に初心を忘れております。
先ほどの治具があると2時間もしないで一気にここまで出来てしまいます。接着はアセトンを綿棒で垂らすだけです。
表板に接着する際はアセトンのみでは貝がくっつかないのでエポキシ接着剤を使います。
表板のセンターを接着します。
シトカスプルースA、450m/m×190m/m×2.8m/m (2枚)です。
アイチ木材さんに特殊サイズでオーダーしました。
時間が掛かると思いましたが発注後1週間で届きました。

厚み調整は接着、ロゼッタ埋め込み後に行います。
タジマサンダーで整えます。
サウンドホールの位置を決め、
ドレメルで溝を彫ります。
埋め込みはエポキシ系です。
硬化後、サンダーで整えました。
ボディを大まかにカットします。既に薄いので割れないように注意です。
サウンドホールを貫通させます。
表板の厚み調整です。例によってドレメルをフライス代わりにします。
スダレ状に残しながら彫り、
サンダーで削ります。厚みは2.4mmにしました。
正確な値はわかりませんが、お店の展示品を触った感じではこれ位でした(笑)。
ブレースパターンを描きます。
ブレース材もアコギ用より小さめで注文しましたが、安くなったかはわかりません。
柾目の木目を生かしながらカットする必要があります。
裏板も接合します。アフリカンマホガニーAです。
モールドを作りました。例によって13mmのファルカタ集成材、センター分割式(ボルト止め)です。スプールクランプ用の長穴も切ってあります。
一五一会はボディが厚いので、間に2枚分サンドイッチを入れています。
側板のつなぎ目部分はこのように処理しました。
3ヶ月振りに作業再開です。カメラもついにデジ一眼にしました(実はこれまでずっとフィルム一眼+スキャナでした。アナログ好きなもので)。

ブレースをそこそこに整形します。
フィンガーブレース、ブリッジプレートが”刺さる”場所を斜めに少し切り込んでいますが、あまりメリットは無いと思います。
意を決して接着です。
3mm厚メイプルでブリッジプレートを切出し接着です。
4号機の余りを使用しました。
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