ルカサーモデル・エコ製作記録(No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8) TOP

シュパーゼルの6連糸巻きはポストに段差があるので、リテーナ(ストリングガイド)が不要とのことですが、最大でも2mm強の段差のみでテンションが稼げるのか少々疑問です。せっかく材も厚め(30mm)で手配したので、その分だけ傾斜を稼ぐことにしました。それからトラスロッドもヘッド側から調整可能にしたいと思います。こうなるとCADの出番になります。
まあ、元々ストラトって製造コスト削減も志向してこのデザインになっているので、ここまでしてストラトの外観を維持するのはナンセンスなのですが(苦笑)。天国のレオ・フェンダーに笑われそうですね。
いつもの如く、「ルーター等高線方式」で削ります。あらかじめラインを引いておきます。
ルーターで階段状に削り、アラカン、のこやすり、タジマサンダーで仕上げました。ヘッドプレートもベンディングアイロンで曲げました。
ドレメルのフリーハンドでチャンネルを彫ります。マホガニーだと2時間ちょっとでできます。実はセンターのロッドより周辺のカーボンロッドの方が高額です。
こんな感じにします。最近はスポークナットと言って、フレットエンド側からネック・弦を外さず調整できるものもありますが、通常のタイプにしました。
カーボンロッドを少量のニカワで接着(万一作り直す時に再利用できるよう)、センターのロッドのアレンの上をマホガニー片で埋めました(こちらはタイトボンド使用)。
ヘッドプレートをニカワで接着します。
とりあえずこんな感じになりました。
指板接着前に記念撮影です。ロッド位置の記録が目的です。
こちらはエンド側。
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