ルカサーモデル・エコ製作記録(No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8) TOP

材は例によってアイチ木材加工さんです。納期1週間でした。メイプルトップは3A、ボディとネックはアフリカンマホガニー2Aです。ネック材は特注(30×80×800)です。いつものようにFAXで材とサイズを指定して注文しました。

StewMacです。静岡にもDHLの配送拠点ができたのか、月曜夜に注文し木曜日に届きました。トレモロ(ウィルキンソン)と糸巻(シュパーゼル)は渋いサテンゴールドです。シュパーゼルの6連糸巻はポストの高さが1・2、3・4、5・6弦用で違うのがポイントです。本物は勿論フロイドローズですが、私は弦交換に時間が掛かるロック式トレモロが嫌いでして、非ロック式トレモロ&ロック式糸巻きというのを標準にしています。ルカサー御大も今は非ロック式です。

ヤフオクで買ったEMG SA-SA-89のセットです。新品ですが2万5千円でした。底値ですね。私個人、ハムバッカー派(レスポール党)ですが、ローノイズでプリアンプを内蔵しているアクティヴPUにハムバッキングは邪道だと思ってます(勝手に)。それでタップ付きのEMG89な訳です。しかしながら85や81に比べ不人気なのか、SAやSとのセットはもう無いみたいです。

LSRローラーナット(5号機製作時にMusic123から購入しずっと不採用)とStewMacのコンパウンド指板です。LSRローラーナットは9〜10R(インチ)指板向けであり、近年一般的な12Rには不向きです。今回購入した指板はナット部で10RなのでOKです。ちなみにベアリングと弦接触面が真の0フレットになるので、指板を多少削る必要があります。
・・で、コンパウンド指板とは何かと言いますと、ハイポジションに行くにしたがってRが緩く(平らに)なる指板です。エンドでは16Rです。Rをきつく、かつ一定にしてしまうと、特にフェンダーのようにナットとブリッジの幅の差が大きいギターで1弦(一応6弦も)をチョーキングするとビビりやすくなります。弦高調整がシビアなトレモロ付きギターでは尚のこと顕著です。しかし指板が平らだとフィンガリングが大変です(一応そう言っておこう)。これらの問題を解決するのがコンパウンド指板です。円錐の表面を長方形に切り出した形なので円錐指板とも言います。しかしこの加工には特殊な機械が要る(はず)ので、高額です。またフレット摺り合わせも大変です。しかし自分は指板は自作しないし、フレット摺り合わせもあまり真面目にやらないのでその心配はありません(爆)。

ピックガードですが、白がヤフオクでゲットしたValleyarts(出品者がそう言っていた)、右がStewMacです。多少形状が違いましたが、意図的に変えてあるという程のものではなかったのでStewMacの既製品を採用することにします。
プランを描いてみました。ストラトよりウェストを細く(コンターが深いだけですが)、お尻を少し大きくしました。ネックはフロントピックアップの下まで食い込ませました。機械のような木工加工精度が出せない私にとって、むしろこの方がセンターずれしにくく組み立てが楽です。
方眼紙で実寸プランを作成しました。
さて、材を切り出します。マホガニーは厚い(予めアイモクで39mmに調整してもらいましたが、それでも電動糸鋸には辛い)ので、例によってドリル&糸鋸です。バンドソーの無い人にはお勧めです。
表コンター部を削ります。
マホガニーバック(39mm厚)の先端を14mmまで薄くしてみました。
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