35Guitar作品レビュー(2014年11月現在) HOME
過去の作品の最新状況を書いてみました。製作記録に無い泥臭い話もあります(笑)。ご参考まで。

作品 製作期間 現在の状況 コメント 愛着度
29号機
モダーン
15年1月〜8月 Kさん@東京保有 初めての変形ギターです。依頼者さんの図面がしっかりしていた為、労せずできました。滑車付きヘッドは初挑戦(世界でも類なし?)でした。 ☆☆☆
28号機
バタヤン2
14年12月〜
15年4月
Mさん@東京所有 25号機は大変満足できるものができましたが、各所に無理無駄を感じます。ゼロベースでバタヤン奏法の継承に相応しいギターを設計しました。 ☆☆☆☆
27号機
エレキベース2号
14年9月〜15年5月 自宅で保管 2006年に描いた15号機のデザインを復活させました。振動系の仕様は15号機と殆ど同じです。 ☆☆☆
26号機
長女ストラト
14年6月〜9月 長女所有 ついに念願の、娘の為のギターが完成しました。通常のストラトとのパーツ互換性を殆ど無視したオリジナルギターです。コンパウンド指板(自分でR付けした)がとても弾きやすく私も気に入っています。工数は少ないですが、24号機と並び私の過去の作品の集大成です。 ☆☆☆☆
25号機
バタヤンモデル
13年5月〜14年5月 Kさん@愛知県所有 構想23年、工期13か月、特にネック補強材の試行錯誤に7ヶ月も要しましたが大変満足できるものができました。氏の偉業を、ギターハードウェアの側面から後世に伝える貴重な資料となったと思います。 ☆☆☆☆
24号機
軽いヤマハSGレプリカ
13年4月
〜10月
YUさん@伊東市所有 徹底した軽量化設計、SG2000、3000を踏襲した豪華な装飾、貝から切り出したインレイ、自作ピックアップと、過去の私の作品でダントツの工数でした。過去最高傑作と言えると思います。疲れたので当面アーチトップエレキは作りたくありません(>_<) ☆☆☆☆
23号機
テナーウクレレキット
12年8月
〜12月
Ericさん@西伊豆所有 最初から人に譲渡することを前提に作ったのは初です。貝殻を沢山頂いた御礼に、田子のサザエをふんだんに使いました。夜光貝にも負けない美しさです。 ☆☆☆
22号機
Martinキット2
12年4月
〜13年12月
実家に保管 購入当時かなりの円高だったので、6号機放出記念にキット購入しました。ネック仕込みはテイラー風に大改造、鳴りを重視したので良くなりますが耐久性は未知数です。水性ラッカーによるローズウッドの光沢塗装って実は初めて(19号機はシーラーのみ)なのですが、白濁してしまいうまくいきませんでした(筆洗いの際に刷毛に残った水が原因みたい)。 ☆☆☆
21号機
超合体
08年4月
製作中 あちこち部品取りされてほとんど中断中。Daytona誌に大きく掲載頂きました。
20号機
ルカサーモデル
07年11月〜08年4月 自宅で大事に保管
→譲渡
今のところ、12号機と並び私のメインギターです。
【後記】東日本大震災で楽器を失った方に無償譲渡しました。
☆☆☆☆
19号機
オールローズ
07年04月
〜11月
自宅で大事に保管
→譲渡
渋い、渋すぎます。しかも軽い(僅か3.0kg、好みに応じてソリッド部分を増やしてもよいかも)。指板を幅広にしたので弦落ちしないのが気持ちいいです。これも製作をお勧めします。ただローズウッドのネック材の堅さには参りました(苦笑)
【後記】東日本大震災で楽器を失った方に無償譲渡しました。
☆☆☆
18号機
オールインワン
07年04月
〜11月
実家に保管 昔から温めていた構想をついに実現しました。音は期待以上でした。ダサいだけど総合的には私の最高傑作かな。でも既に改良版デザインが私の頭にあるので☆3つです。ぜひ皆さんも作ってみて下さい。かなり楽しいですよ。 ☆☆☆
17号機
ニコイチエ
06年10月
〜07年03月
実家に保管 余興等でギターと三線を弾く事の多い私にとって三線とギターのWネック構想はかなり前からありました。ろくに図面も引かず成り行きで作ったのですが、音・ルックスとも美しい楽器に仕上がったのが嬉しいです。介護施設の慰問等で使う為、実家に置く予定です。別名スケキヨギター。 ☆☆☆
16号機
新ウクレレキット
06年10月
〜11月
自宅で大事に保管 ウクレレとしては私の最高傑作となりました。13号機の経験が生きてます。メイン機として愛用しています。 ☆☆☆
15号機
ベース
06年7月〜13年3月 某中学校吹奏楽部所有 6年のブランクを経て、23号機完成後に完成。実質23号機です。初のスルーネック、自作ピックアップ、自作コンパウンド指板、インクジェットプリンターのインク利用等、初めて満載です。逆ボルトオンが効いたのか、よく鳴ります。 ☆☆☆☆
14号機
一五一会レプリカ
06年1月
〜9月
Nさん@兵庫県所有 製作した動機は不純ですが、出来の方は満足しています。鳴りも豊かで倍音も美しいです。ハードケースの自作も有意義でした。兵庫のウチナーファンの方にお譲りしました。
☆☆☆
13号機
新ウクレレキット
06年1月
〜5月
姪っ子所有(?) これは正直、半べそかきながら作りました。私と同様、全世界で悲鳴を上げている人がいるでしょう。早くあの側板、改善してほしいです。でもいつかリベンジ予定。
12号機
レス・ポール
05年8月
〜12月
自宅で大事に保管 私の最高傑作でメインギターです。
【後記】最高傑作の座は24号機に譲りましょう。
☆☆☆☆
11号機
ラップスチール
05年7月
〜9月
自宅で埃を被っている(ケースなし)
→譲渡
何も期待せず作ったのですが、思いのほか音が良く、楽器としての完成度は高いと思います。いつかメイプルトップを貼ってリフィニッシュして、ケースを作ってあげたいと思います。
【後記】2011年11月、シカモアのツキ板を張り、青くリフィニッシュし、ケースを作ってお客様にお渡ししました。
☆☆☆
10号機
テナーウクレレ
05年5月
〜8月
次女所有(但しパパの部屋で埃を被っている 箱物をキットではなく初めて自作したという意味では5号機以来の記念碑的作品ですね。しかしあの手描きプランは酷かった(苦笑)。表板が厚い為か、全然鳴りません。でも次女はとても気に入ってくれています(弾かずに振り回してますが)。 ☆☆
9号機
バイオリンキット
05年5月
〜12月
長女所有 もちろん長女が弾いている姿はその後、殆ど見ません(笑)。初めてのバイオリンなのでいい加減な作品になってますが、作っていて本当に楽しかったですね。エレキの完成度は既製パーツの性能に依存する部分が多いですが、バイオリンは材料の値段よりも職人の木工技術に依存するものが非常に大きいと感じました。20年後の自分はバイオリンだけ作っているかもしれません。
尚、硬化に数ヶ月も掛かったニスですが、翌年の夏になるとまたベタつくようになりました(苦笑)。次回以降は水性塗料にしてみようと思います。
☆☆
8号機
セミアコ
05年3月
〜6月
自宅でケースにしまったまま
→Hさん@高知県所有
ボディ製作中は楽しかったんですが、ネック仕込み部分の失敗(角度をスペーサで補正)、塗装の失敗(あんなに発色が悪いと思わなかった)、太すぎたネック、つまらない回路(タップ無し)等々で私の作品の中では失敗作の方でしょう。表板のメイプル化粧板が0.5mmしかない(その下はラワン)のでリフィニッシュも億劫です。”セミアコの自作記録”作成の為の作品だったといえるでしょう(苦笑)。どこかでリベンジしたいですね。
【後記】2009年夏、ぜひとも譲ってほしいとのメールがあり、ネックのグリップを大幅に削り再塗装、コイルタップ機能も設けてお渡ししました。

☆☆☆
7号機
Red Special +
04年9月
〜12月
自宅でケースにしまったまま 製作記録上は自他共に認める私の最高傑作でしょう(私)。ただ今の私ならネックをもっと細くし、カーボンロッドを埋めます(セミロングスケールのトレモロ付きネックにマホガニー1Pは柔らかすぎて反り易いです)。トレモロも12号機で用いた堅牢なものにします。ヘッドも14°にしたほうがテンションを稼げてトレモロが使いやすいでしょうね。ボディシェイプが「なで肩」になってしまったのが気に入らない点です(ホームページの図面は修正しています)。
【後記】07年に大改修(ネック作り直し、PU交換、トレモロ交換)をしました。
☆☆
☆☆☆
6号機
Martinキット
04年8月
〜05年2月
自宅でケースにしまったまま
→譲渡
色のケバさが引き立ちますが、ロゼッタにコスト掛けすぎ、鳴りも(塗膜が厚いせいか)イマイチですね。最近ネックも結構順ぞりしてます。調整が必要ですね。沖縄(八重山)チックなデザインは気に入ってます。
【後記】調整後、東日本大震災被災地の方に無償譲渡しました。
☆☆
☆☆☆
5号機
ヤマハSGレプリカ
04年3月
〜7月
自宅で大事に保管 記念すべきエレキ1号、完全自作1号として大切に保管しています。特別な工具も作業室も無い環境(都内の集合住宅で、風呂場と食卓で製作、電動工具はルーターのみ)でよく作ったものです。LMIの1ピースホンジュラスマホガニーは現在輸入不可です。 ☆☆☆☆
4号機
アコギキット
04年1月
〜2月
会社の後輩所有 ヨックモックと引き換えに会社の後輩に上げました。鳴りは私がこれまで所有したアコギでダントツ1番でした。いつかまた作りたいですね。 ☆☆
3号機
ウクレレキット
03年11月 自宅で埃を被っている(ケースなし)
→譲渡
外観は悪くないが、ファンブレースが余計だったかも。
2号機
ウクレレキット
03年7月 自宅で埃を被っている(ケースなし) 外観は酷いけど、私のウクレレの中で一番鳴ります。
1号機
ウクレレキット
03年5月 自宅で埃を被っている(ケースなし) 記念すべき第一号として永久保存か。表板が厚い(キットのまま)なので鳴りはたいしたことありません。
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