26号機 長女のストラト
(製作期間:2014年6月〜9月)

ワタシの永年の営業活動(エレキ、やらない?)が功を奏し、楽器好きの長女(中3)がついにエレキにも興味を示し始めました。よし、製作はおとーさんに任せとけ!
長女の希望でストラトキャスターがベースですが、大和撫子の体格に合わせ形状をあちこちアレンジし軽量化を図ります。もちろんカラーリングは長女のデザインを基本にします。
通常のヴィンテージストラトとの相違点を下表に示します。仕様変更に伴い、ストラトのメリットであるパーツの互換性は殆ど無くなり、市販のネック、ボディ、ピックガードに交換することはできません。製作工数も無駄に掛かります。将来このギターのリペアを依頼された人はイライラしてブチ切れるかもしれません(^^;)。12号機が「都合のいいレスポール」なら、こちらは「めんどくさいストラト」ですね。
ヴィンテージストラト 26号機 変更理由
スケール長 25.5インチ
25インチ 大和撫子の手に合わせた。スロット済み指板は25インチが入手し易かった。.
ヘッド角 0度
僅かに傾斜 エコロジストとして、せっかく購入した厚めの材のロスを少しでも軽減する(←ウソ)。ストリングガイド無しで1、2弦のナットでのビビリを軽減する(スパーゼルのペグ併用)。
指板材 ローズまたはメイプル ローズ&メイプル交互 世界中の誰もやらないことをやって注目されたかった(中二病)。
指板R 9.5インチ 9.5 to 12インチ(コンパウンド) 愛娘の為に手間かけても弾きやすい指板にしたかった。コンパウンドはハイポジションが弾きやすいと思う。
指板幅 42mm(ナット)
57mm(指板エンド)
40mm(ナット)
59mm(指板エンド)
ローポジションは小さな手でも弾きやすく、ハイポジションは弦落ちしにくくする。
ブリッジでの
弦間隔
11.3mm 10.8mm 11.3mmは広すぎて日本人には弾きにくいと思った。
ネック固定部 長方形プレート&4点止め プレート無し6点止め 製作時のネックセンターずれ防止、ハイポジションを弾きやすく。
ピックアップ シングルコイル×3 ハムバッキング×2
シングルコイル×1
誰が何と言おうと、私は「哀愁のヨーロッパ」の音が好きだ。だからリアだけでなくフロントもハムバッキングにする。
コントロール 1Vol、2Tone 1Vol、1Tone
コイルタップ
リアPUにToneが無いのはどうも好きになれず(そもそも私はToneの存在価値を判っていない?)。ハムバッキングPUにコイルタップは1粒で2度美味しく私の標準仕様。
カラーリング サンバースト、単色ほか トリコロール 長女の将来の夢はパン屋さんかパティシエ(←小学生当時)。それなら”おフランス”色で行きましょう。

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