ディノRS製作記録 (No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9 No.10 No.11 No.12TOP

 実車(架空の車ですが)はディノ246GTをレース用に大改造ディノのプロトタイプ(Dino 206 Competizioneのことでしょう)をさらに研究を重ねたニュータイプ、エンジンはフェラーリ308GTBの3リッターをフルチューンとあります。
 従いましてベースとなるキットはフジミのディノ206GT(以後、ディノコンペ)ですが、コクピット内の部品取りのためディノ246GTを、後述しますがエンジンや足回りの部品取りのため288GTOも購入しました。FW16に引き続き、フジミさんのいいカモになっています(苦笑)。
 後になって思えばディノコンペはエッチングパーツ付きである必要はなく、246GTもエンジン付き(エンスー)である必要は無かったかもしれません。
参考資料も購入しました。アマゾンで中古一冊250円程度(送料込み)と安価でした。MCCコミックス版の場合、流石島レースは7〜12巻ですが、ディノRSが最初に登場するのは6巻です。
それにしても懐かしいですね。読むのは32年振りでしょうか。でもエンジンや足廻りが描かれたものは結局6巻のこのページの左上部分の1コマだけのようです(苦笑)。

まずはキットと等倍のCAD図を起こしました。説明書をスキャンJw_cadでなぞっています。これから相違点を調べながらディノRSの図面を作っていきます。

とりあえずチンスポイラーをエポキシパテで仮設置してみました。正面から見ると(お決まりの雄叫びと相まって)それらしくなってきます。

しかしながら、やはり顎が浮きすぎてますね。どう切り継ぐか、これから考えます。

当初246GTのV6エンジンをV8に改造するつもりでしたが、仮置きしたところ上下高がありすぎて余裕で入りません(爆)。

ディノ246GT、フェラーリ308GTBいずれも横置きエンジンですが、ディノコンペの実車はこのように縦置きV6エンジンです。ここは諦めて縦置きエンジンにすることにしました。本当は横置きエンジン特有の「無理やりなエキゾーストパイプの引き廻し」がブサキモかっこよくて好きなんですけど(笑)。
308GTBはエンジン付きキットに乏しい(大昔Revellとかにあった。後継機328GTBならハセガワも)のですが、縦置きエンジン版とも言うべき288GTOはフジミのエンスーをはじめキットが豊富です。結局288GTOのV8エンジン、ギヤボックスを転用することにしました。年代が新しいせいもあるかもしれませんが、ディノ246GTのV6よりコンパクトですね。
これならいい感じですね。但し288GTO自慢のターボチャージャーは時代考証の結果、年代が合わないので不採用です(残念・・・)。
288GTOエンスー(左)に比べ、ディノコンペ(右)は随分簡略化されています。これをどう料理するか、悩む時間が楽しいです。
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