テナーウクレレ製作記録
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ネックの整形、ペグ穴開けをしました。
今回、アジャスタブルロッドではないのでコブ無しです。
ネック接着前に、ダブテイル周辺は磨いてきれいにしておきます。
(接着後はやりにくいので)。
ネックの角度が適正か調べます。
こちら方向も重要ですが、
こちらも重要です。基本的に指板表面(フレット込み)の延長線上にブリッジの表面(サドル含まず)があればよいようです。

(指板接着前であれば、ネックの指板接着面と表板が面一であることを確認すればよいでしょう。但し玄人は、弦を張った後の順反り分を考慮し、予め若干逆反りにするみたいです。)
ネック接着もにかわです。多分やらないと思いますが将来的な修復の為です。
ボディ組み立てに使わなかったのは、臭いが嫌だからです。
突然ではありますが、MDプリンタの動作確認を兼ねてヘッドのデカールを作成しました。
一発ではうまくいかないことが多いし、貼り付け作業でも失敗することがあるので予備を作っておきます。
ペグ穴ですが、グローバーの古典的な糸巻き(付属品)に隙間無く合うよう、2段の穴にしてみました。大きいほうの穴(表面)はドレメルで彫りました。
さて、塗装前に240のペーパーで磨きます。
そうそう、言い忘れましたが微粉が舞う作業ではマスク必須です。
まず目止めです。いつものグレインフィラー(StewMac)です。塗って掻き取ります。
乾燥後、320、400のペーパーで磨き、シーラーです。塗膜が厚くなりすぎないよう、今回は1回に留めました。しかもハケ塗りです。
着色は自作塗装ブースです。
実は今回、ボディはワインレッド、バインディングを同時着色しピンクにするつもりでしたが、ワインレッドの発色が強すぎたのでバインディングはスクレーパで塗料を剥がし、後から筆塗りしました。
ワインレッドは輸入不可となったStewMacのステイン(レッドにブルー少量)です。これが気に入っている訳ではなく、手元にあったからです。本当はもっと濁った色にするつもりでした。ピンクはプラモデル用(油性)です。引き出しの中から発掘しました。
さて、ここらで記念撮影です。1号機(全音キット、ソプラノウクレレ)と比べると随分大きいことがわかります。
ヘッドに自作デカール(次女の名前)を貼りました。密着性を良くする為、貼る前に木工用ボンド(全音キットの付属品)を塗り、貼った直後にマークソフターも塗りました。
コーティングは今回ハケ塗りしました。表板は3回、他も4回で止めました。
コンパウンドで磨きます。この程度で止めました。
糸巻きを付けました。
ブリッジ接着前に、弦がちゃんと引っかかるか確認します。
ちょっと浅かったのでドレメルで掘りなおしました。
最後はオレンジオイルで仕上げます(接着面以外)。
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