テナーウクレレ製作記録
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次は裏板です。表板もそうですが事前にのりしろ部分を削って整えます。裏板はアーチがあるので傾斜を付けます。
箱をクローズする前にラベルを貼り付けます。深い意味はありませんが木工用ボンドを薄く塗って貼りました。タイトボンドより透明度が高く柔らかいのでこちらが良いかなと思いました。
裏板は強力なアーチがあるのでまずウエスト部分を接着し、
続いて前後を接着しました。狭いのでタイトボンドは筆で塗りました。
さて、ネックにカーボンファイバーを埋めました。切削時に発生する削り粉が結構鋭いので目に入らないよう細心の注意が必要です。
ちなみにロッドチャンネルですがインレイ用ビットの一番太い1/8インチ(StewMacの#5154)を買いました。これだと刃先と軸径が同じなので深堀りできます。次回からエレキのロッドもこれで彫ろうと思います(やっぱりBOSCHは怖い・・。)
表裏板のはみだし部分を削ります。全音キットの説明書にもありますが、この方向に削ります。逆方向に削るとバキバキになります。
ダブテイル部分を開けました。もちろん普通ウクレレはダブテイルではありません。練習がしたくてダブテイルにしました。
テノンを削り、調整していきます。
最終的にこのように表板と面一にします。
バインディングチャンネルを掘りました。
今回はStewMacの白いABSバインディングです。
新製品扱いではありませんがセルロイドからABSに変わったばかりです。
セルバインディングは最近、世界的に激減しました。テロ対策の関係でしょうかね?
乾燥後、スクレーパで削ります。
ブリッジにサドルの溝を掘ります。材にテキトーに角材を貼り付けてルーターのビットがいい位置になるようにしました(邪道)。
これは早くも整形後のブリッジとサドルです。
尚、この時点では気づいていませんでしたが厚みも減らす必要がありました。
1/4インチ(6.35mm)厚にします。
先ほどのサドルもそうですが、ナット類は小さいバイスがあると加工しやすいです。
さて、指板を液状にかわで接着です。ナットを仮止めして接着しました(後からナットの溝を微調整するのが面倒なので)。
指板が接着されると、ネックはイケイケで削れます。
とりあえず記念撮影をしたくなりました。
(疲れていたのかブリッジを前後逆に載せて撮影していました。まあいいか。)
ヒールキャップです。縞模様は何かと言いますと、バインディング材を継ぎ足して作った境目をごまかしています(苦笑)。
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