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じゃん! 実はネックをボルト補強しています。「接着時」のクランプが目的ですが、このままにします。38mm、φ3.8です。
三線の方はヘッドブロックが厚く深くなったので凹みをつけています。

これを行う為、裏板の接着を後回しにしていました。
まあ、こんなことする位ならダブテイルである必要はありませんね(笑)。
さて、ネックが2本刺さると見栄えがしてきますね。
今のうちにブリッジの固定位置を決めてしまいます。
ブリッジピンを使わない場合、ネジ補強するのが一般的なようです(市販品は最終的に貝などでネジ穴を隠しています)。
さて、いよいよフタをします。
ニカワで接着です。センターラインがちょっと浮き気味でクランプに苦労しました。
ドレメルでバインディングチャンネルを彫り(写真省略)、バインディング、ヒールキャップを接着します。残り少ないLMIのセメントが何とか足りました。
さて、木工が大体終わりました。
でもここからの作業をいかにじっくり丁寧にやるかで完成度が大きく変わります。
まずケースが必要ですね。市販には勿論ありませんし、ホームセンターで既成のコンテナとか探しましたがありませんでした。
やっぱり”棺おけ”を作ることにしました。幸い近所のホームセンター(カーマ)で売っていた13mm厚ファルカタ集成材がジャストサイズでした。
さて、どんどん組んでいきましょう。
蓋とボディを切り分ける前にそこそこ塗装してしまいます。まずはシーラー2回です。
次に水性着色ニス2回です。ワシンの「けやき」です。
蓋とボディに分割します。
こんな感じです。
収納する箱ができたので本体に戻ります。
サイドポジションをやってませんでした。となりの棹が邪魔で面倒でした(苦笑)。
唄口(三線のナット)の取り付け部を彫りました。ドレメルなら楽チンですが、沖縄の職人はどうしてるのかな?
いよいよ仕上げに入ります。全体を240でペーパーがけし、マホガニー部は目止め(ワシンの赤い「との粉」)をしました。
それにしても1ピース角材をよくここまで加工したものです(笑)。
シーラーをハケ塗りします。表板は汚れやすいので塗装直前に磨きます。
シーラーを厚く1回塗って400でペーパーがけした後、「なんちゃってロゼッタ」を貼りました。自作デカールです。この距離ならごまかしが効くかな?
そのままでは剥がれ易いので水で溶いたタイドボンドを使いました。
製作記録省略モードですが、マホガニー面はシーラー2回、着色2回です。
鮮やかな青を期待していた皆さんすみません。ミルクキャラメル色にしてみました。たまには落ち着いた色もいいものです。
ちなみに色はネイルアート用顔料を調合しました。
バインディング部の塗料をスクレーパで剥がし、指板マスキング後、トップコートです。私は地球環境や家族の健康を考慮し(偽善者っぽいナ〜)、2号機以降ずっと水性塗料を使ってます。
水性の最大の難点は塗料と下地との癒着が弱く、大量に吹くと垂れやすいことです。噴霧後、塗膜が落ち着くまでこのように手で持って垂れないように見守ります(垂れそうになったら持つ角度を変えます)。過去の作品でも毎回やっていたのですが写真UPは初めてかも。カミさんに撮ってもらいました。
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