超合体シリーズ(21号機)製作記録(No.1 No.2 No.3 No.4) TOP

お待ちかねの着色、私の大好きなブルーです。「究極の青」コーナーで試作したコーラルブルーサンバーストにします。ほんとはブルーのエレキをもっと作りたかったのですが、レスポールに青は似合わないと思うし、オールローズテレもルカサーモデルもあの色以外あり得ないので何年もずっと我慢してました。
まずマホガニー部は目止め前にポアステイン(青)で着色します。今回は刷毛でなくボロきれを使いました。その方が色ムラが少ない気がします。
次にサンディングシーラーを1回刷毛塗りし、乾燥後、目止め剤(グレインフィラー)を指で刷り込み、半乾きのうちにボロきれでふき取りました。
以前は最初に目止めしていたのですが、マホガニーの場合、木目が汚らしくなってしまうので、最近は一度シーラーを塗ってから目止めしています。
塗膜を着色するより材自体に色を染み込ませたほうが木目はきれいだと思いますが、傷も目立つので一長一短です。ブルーの場合、他の色より発色が悪く塗膜が厚くなりがちなので、最近は2段階着色しています。
メイプル部はエタノールに溶いたピカエース蛍光顔料(ブルー+レモンイエロー少量)をボロ切れで含ませ、乾燥後すぐサンディングシーラーを刷毛塗りし定着させました。

後は表裏とも通常通り、シーラーを塗って磨いてを数回行い、二度目の着色に入ります。
久々のスプレーガンです。コーラルブルー1回目(下地を含めると2回目)。
先ほどの蛍光顔料をクリヤーラッカーに溶いたものです(・・というか過去の作品の残り物の再利用です)。
既にそれなりの色ですが、念のためもう一回吹きます。
もう一度吹きました。写真だとあまり差がわかりませんね。
ヘッドも塗りました。コーラルブルーはこれでおしまい。
引き続きダークブルーを周辺に吹きます。これも過去の作品の残り物ですが、ブルーにブラックとレッドを微量添加したものです。下地が明るいコーラルブルーなので、ブルーをそのまま吹くと安っぽい色になってしまうので、ブラックとレッドで渋くする訳です。
ヘッドもサンバーストにします。
裏はStewMacのクリヤーラッカー+のブルーのステインです。
とりあえずパーツを載せて記念撮影。キワモノギターの割には美しいでしょ?
ヘッドのデカールは5号機の余りモノです。
裏は新作、名称は海外を意識し、Gattai Guitarにしました。
今、日本が世界に誇れるものは何といってもオタク文化でしょう(笑)。
Made in Japanの文字と日の丸も入れました。
今回もMD-5000(1997年製)が無事動いてくれました。パソコンがVistaでも、USB→パラレル変換ケーブル併用でも何とか使えます。使用後は埃を避けるため、ポリ袋に包んで収納します。
ダミーのFホールです。とりあえずイメージを掴むため、カッティングシート(センドビードの蛇腹の残り)で入れてみました。後ほど塗装に変更します。
今思えば、もう少し強力な杢のメイプルにしても良かったな・・。
Fホールを本塗装し、コーティングです。水性塗料は垂れやすく、下地と癒着しにくいので、最近はハケ塗りすることが多いです。
コーティング後、テキトーにバフ研磨し、トレモロ等部品を取り付けました。
こちらはヘッドです。
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