C.F.Martinキットの製作(第二弾) (No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6

超円高が続きます。以前作ったMartinキットを手放したのを機に、久々にまた作ることにしました。Martinのホームページ(1833shop)の重さとバグの多さに面食らいましたが(日本なのに州名を選ばないと次の画面に進めないとか)、バグの特長を把握し、だましだまし入力し、何とか注文確定にこぎつけました。
今回は000(トリプルオー)のローズウッドを発注しました。懲りずにまた青く塗るでしょうけど、今度は表板だけで済みますね(そういう理由か?)。
参考までに発注から納品までのタイムスケジュールと金額です。

 発注日:2012/4/11
 ナザレス発送日:2012/4/16
 到着日:2012/4/25
 輸送方法:UNITED STATES POSTAL SERVICE ”PRIORITY MAIL”
 商品代:$437.75(別の伝票には$437.49となっている。テキトーだな・・)
 送料:$61.61
 地方消費税:\1,000 (郵便局配達員に現金払い)
 通関料:¥200 (郵便局配達員に現金払い)
前回は注文から届くまで37日も掛かりましたが、今回はPRIORITY MAILでわずか2週間でした。

1ドル=80円とすると、送料・税込み総額\41,149です。Martin 000-28が新品で実勢価格25万円以上とすることを考えると、コストパフォーマンスはかなり高いと思います。

前回は娘達とワクワクしながら開梱でしたが、今回は一人寂しく中身確認(苦笑)。
・指板は今まで見たこと無い位、良質のエボニーです(まさか樹脂じゃないでしょうね?)。
・ドットはホームページではイミテーションと書いてありましたがどう見ても・・まあMartinさんのご厚意に感謝しここは黙っておきましょう。
・マホガニーはホンジュラスでは無いと思いますが、自分にはわかりません。
・ブリッジとサドル(2弦のオフセット削り出し)はRichliteという新素材です。高級らしいんですが本当ですかね。
・ロッドは2Wayに変りました。良さげなので使うことにします。
・説明書も新しくページが増えています。

娘達に頼んで写ってもらいました。今もかわいいけど昔は甘えんぼでもっとかわいかったな(^_^;)
今回、伝統的なダブテイル方式を廃し、ボルトオン、それもテイラーのような方式にしたいと思います。前回(6号機)の時も紹介しましたが、キットにはボルト補強のための雌ねじが埋め込まれています(ちなみに指板位置決め用のピン2本は早々にペンチで除去した後の写真です)。アンカー(母材に打ち込む方式)と思っていましたが、よく見たらエンザート(母材にねじ込む方式)でした。よく似た部品にヘリサートがありますが、ヘリサートがコイルなのに対しエンザートは筒です。筒の内外にネジが切ってあるものです。
実家近くのホームセンターで相談したら、「鬼目ナット」を推奨されました。これなら1個35円と安価な上、六角レンチで装着できますね。これにしよう。
とりあえずネック側の凸部分をカットです。もう後には戻れません。
ちなみにエンザートはこんな形でした(カットした反対側からマイナスネジで除去)。
カットした部分はヘッドブロック側に接着してしまいました。
更にマホガニーの廃材で凹み各所を埋めました。埋め込み材の切り出しや切削箇所確認の型紙作成にJw_cad使用。
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