StewMacキットの製作(No.1 No.2 No.3 No.4) TOP

さて作業開始です。まずボビンのバリをペ−パーで磨きます(バリに引っ掛かって断線しないように)。日本の600番がアメリカの600番と同じか知りませんが、600番で丁度良いです。
ポールピースを打ち込みます。キットの説明書には治具についてタラタラ書いていますが、私は人柱なので思い切ってプラハンマだけで組み立てました。特にカケたりすることはありませんでした。尚、ポールピースがチャージされていないのは、組み立て易くするためとのことです。
うん、いい感じ。でもキットがそうなっているとは言え、2弦が一番低いのは奇妙ですね。上下の板(フラットワーク)の間のスペースは11.5mm前後です。下の板はハトメの外径の大きい方が下だそうです(間違えても支障ないと思いますが)。
【後記】後日、ポールピースの高さが等しいピックアップも作りましたが、挿入しにくかったので穴をリーマーで拡げました。尚、ハトメの外径の大きい方を下にする理由ですが、巻くときに引っ掛けない為のようです。でも製品によっては小さい方のエッジが尖っているものがありますので要注意です。
あれれ、巻き終わってます。コイル巻き中は写真が撮れないもので(苦笑)。詳細は後で書きますが、このコイル巻き機、メチャ使いやすいです。トルクが適度に弱く、指先の力でテンションを微調整できるので断線しにくいです。手前のリミッター(シャフトにローラーのようなものが付いたもの)がコイルの暴走を防ぎます。
さて、早くも8000ターン巻いてしまいました。ハトメは左側が巻き始め、右が巻き終わりです。キットの説明では、コイル表面の皮膜を剥がしてからハトメに巻けと書いてありますが、ハンダ付けの熱で溶けるのでそのまま巻いてあります。
黒い布テープを巻いて、これで一安心です。
銅箔にリード線をハンダ付けしたものを巻きます。ヴィンテージタイプには無いシールドです。
リード線をハンダ付けします。巻き始めを黒、巻き終わりを白にしました。Golden Ageと左右で色が逆ですが、問題ありません(多分あちらは反時計方向に巻いたのでしょう)。
余計な電線をカッター、ニッパーで除去します。
直流抵抗を測ってみます。6キロオーム前後なので合格ですね。
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