ラップスチール製作記録
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指板製作前に表をある程度仕上げておきます。 | |
早くも指板接着です。ソリッドボディなのでニカワではなくタイトボンドです。 | |
指板乾燥後、ネックを整形します。 | |
ヘッドにペグ穴を開けます。今回はStewMacのエコノミータイプ、穴は6mmとしました。表からはブッシュ用にもう少し大きい穴を後ほど開けます。 | |
早くも木工が終わってしまいました。塗装に入ります。 | |
おっとその前に、裏蓋のくぼみを彫っておきます。 | |
ペグ穴も今回はペグ形状に合わせ2段階にしました。 | |
今回利用するブリッジは弦交換を表からできるタイプです。でもこれにした理由は、 一に安いこと、二に弦ピッチが比較的大きいからです。 尚、トップ側をこのように若干ザグる必要があります(深さ約5mm)。 |
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ナットですが、StewMacから買えるものは一番大きいものでも小さく(写真左)、会社に転がっていたジュラコン廃材で作りました。アルミアングル等でも良いと思います。高さは15mmもあります。 【後記】 ジュラコンは凄まじく固く、微調整も困難だったことから、最終的にアルミアングルにしました。 |
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さて、全体を240のペーパーで磨きます。 | |
いつものStewMacグレインフィラーで目止めをしました。 | |
その後、いつものStewMac水性シーラーです。 ・・と書くと爽やかですが、実はいろいろありました。 目止めの後、イマイチ色がつまらないのでLMIで買ったアニリン顔料(Aniline Dyes)でシーラー前に着色しようと試みたのですが、悲惨なマダラ模様になり、ひたすら磨き直しました。 パニックだった為、その時の悲惨な写真を撮り忘れてました。 |
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さてシーラーを塗っては磨いてを3回行った後、着色に入ります。 先述のLMIのアニリン顔料をいつもの水性トップコートにテキトーな配合で調合しました。 |
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さて、ここでラップスチールの教材や消耗品をご紹介。 左がハワイアンギターの神様、今は亡き斉藤清六、じゃなくてバッキー白片さんの教本、右上が入手困難なラップスチール用弦(0.16〜0.56)、右下がスチールバーとピックです。 弦はあぽろんさんから通販で購入しました。商品代1,400円+諸経費諸々です。 スチールバーはいわゆるボトルネックとは違い、指にはめないで手持ちします。適度な重さがミソです。 |
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サムピック(親指)はプラスチック、フィンガーピック(人差し指と中指)はメタルが良いそうです。 後者ですが写真のように指の腹側に装着します。たまに背側に付けている人がいますが(昔の私だけか?)、西太后になってしまいますのでご注意を。 |
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塗装ブースを組み立てるのが面倒だったので(?)、ハケぬりしましたが、何度塗っても色素(アニリン顔料)が染み出てきます。 だめだこりゃと思い、後日再塗装することとし、一旦アッセンブリに入ることにしました。 【後記】 結局再塗装せずに済みました。 |
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糸巻きはStewMacのエコノミータイプです。初めて見たときは高級に見えましたが、廻してみると値段相応です。 でも実用上問題は無さそうです。 |
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ブリッジをネジ止めします。 ちなみにラップスチールにエンドピンは不要ですが、立てたときお尻を摺るので取り付けました。このほうが塗装も楽です。 |
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ナットはこの時点はまだジュラコンで頑張ってましたが、硬いのなんの。 | |
顔料が汗で染み出てくるんで逆ギレモードで水拭きしたらウエスが見事に茶色に染まりましたが(左)。でも2度拭き以降は全く染まらなくなり、いい感じの色になりました。 ということで塗装はこれでよしとします。木目がブツブツ出ていますが”家具調”ということで妥協しました(開き直り)。 |