ラップスチール製作記録
No.1 No.2 No.3 TOP

プランはMARTIN KOCH氏によるもので最近発売されたものです。StewMacから購入しました。オリジナルデザインですが、戦前のギブソンEH-150やBR-4が元になっているようです。
今回、ホームセンターでちょうど良い大きさのラワン材(910×24×45mm、500円)を見つけたのでこれを集成してスルーネック方式で製作することにしました。超エコノミー路線です。
・・と言いながら、ピックアップは超高級、EMG-SAです。デイヴ・ギルモアの愛用PUです。一度アクティヴをやりたかったしラップスチールならPU1個で済みます。
EMGはStewMacもMusic123も売っていませんでしたが、Guitar Parts Depotというサイトで安く購入できることがわかり、早速注文しました。支払いはPayPalを選べました。注文後8日で来ました。
カラーはアイボリーを選定、このようにVol、Tone、ステレオジャック等一式入っています。
さて製作開始です。まずは角材3本をネックの断面に切ります。
糸のこ盤を使ったら刃が折れました。ラワンは変な力が働くのかな?
切り出した3枚の角材を接着しネックを作ります。
さらに角材を接着し、ボディのウィング・ヘッドを作ります。
とりあえずこんな感じです。笑えます。
角材は7本買いましたが結局6本で足りました。
ボディ形状は購入したプランよりやや丸みを付け、ギブソンEH-150風にしました。
これはテンプレートです。13mm厚ファルカタ集成材です。
ルーターでボディを整形します。これはひと休み中でして、決してボディ中央を彫っている訳ではありません。
途中からはテンプレートが不要になります。
どんどん削っていきます。
表から彫れるのはこの辺が限界です。
裏面は7号機以降、目地払いのビットを使っています。
テンプレートが位置ずれしやすい為です。
パーツを載せてみました。急にギターっぽくなります。
パーツの位置を決めます。今回はEMG用バッテリーがあるので厄介です。
ザグり用のテンプレートを作りました。
まずピックアップのザグリを彫り、
干渉を避けながらコントロール、バッテリーのザグりを彫りました。
コントロールはルーターでは彫りきれないので深さ40mmまでは手のみで彫ります。最後にこれらのザグりを貫通させます。
指板は幅調整はせずそのまま(幅64mm)使います。ポジションマークは大昔Red Specialを作ったときに間違って買ったφ6mmです。これで消化しました。
フレット打ちは例によってタイトボンドを足に塗って打ちます。詳細は7号機(Red Special)製作記録ご参照。
尚、ラップスチールは演奏中にフレットと弦が触れることが無いのですが、目印として入れてあります。何でもよいのですが結局本物のフレットワイヤが一番安価だったので打つことにしました。指板幅が広いので2フィート×3本ではぎりぎりでした。
指板のエッジをタジマサンダーで仕上げます。
手を滑らせて怪我をしないように気をつけます(8号機製作時に作った傷は一生残りそうです)。
No.1 No.2 No.3 TOP