これがStewMacバイオリンキットの内容です。レジン(松脂)と予備弦は別途注文しました。 | |
表甲はスプルース単板(センター接着)の削り出しです。 | |
ヘッドは既に渦巻きが掘られています。よく見ると手彫りに見えます。ペグは柘植(ボックスウッド)です。 | |
裏甲と側板、カーフリング等は接着済みです。いつかはこの辺も自作できるようになりたいものです。 裏板は美しいカーリーメイプルです。 |
|
その他のパーツです。よく判らないけどワクワクしますね。これから勉強します。 | |
組み立て説明書はもちろん英文です。ニッポンのおとーさんを代表し、がんばって読破し製作記録に反映しようと思います。 | |
ケースと弓は別売りですが、これもStewMacで買うほうが安いみたいです。先程のキットとセットで送料込み$286.81でした。 ただStewMacの梱包は結構ラフです。巨大でペナペナのダンボールに先程のキットが”素”の状態でこのケースの横に放り込んでありました。 |
|
塗料、塗装法については日本リノキシンの中村さんからご教授賜りました。 これは早速購入した「ヴァイオリンヴァーニッシュ レギュラーグレード 」です。色はクリヤー(琥珀色)、イエロー、マダーレッドの3本です。重ね塗りして使います。送料込み3,400円です。 エレキギターに比べ、バイオリンはニスが音に及ぼす影響が非常に大きいようです。StewMacのニスは輸入不可で困っていたのですがこれで安心です。 |
|
10号機に先行されましたが、製作開始です。 まずパーフリングチャンネルを仕上げます。キットは基本的に彫ってありますが、部分的に残っています。専用ノミなど無いのでカッターナイフ等を駆使しました。 |
|
パーフリングを埋めます。キットの説明書には熱で曲げろだの水を付けろだの水に完全に漬けるななどごちゃごちゃ書いています。 面倒なので無視し、直接埋めました。当然R部分は折れやすいですがあまり気にせず埋めました。 |
|
次はバスバー(bass bar)です。ギターと違いたった1本、しかもセンターからずらして接着します。型紙が付いていますのでその通りに切り出し、表板との接着面をサンダー等で隙間無く調整します。 | |
接着の際はボディを台に使うと便利です。 | |
埋め込みが終わったパーフレングのはみ出し部分を削ります。 Rのついたスクレーパが基本ですが、無いので彫刻刀(丸刀)で削りました。 |
|
StewMacの説明書は回りくどい割りに肝心のことが書いていません。うちの会社の研究部門の報告書みたいです。 バスバーのエッジをどのように仕上げたら良いのか判らないのでテキトーに削りました。 |
|
表板接着前に位置決めのピンを打ちました。 | |
早くも表板の接着です。その前に内部(fホールから見える所)にラベルを貼りました。 | |
ネックの仕込み箇所ですが、ネックの形状に合わせ台形に深さ5mm弱削ります(丁度パーフリングが削られる位)。 | |
ネック仕込部の加工法について、説明書は色々書いてありますが、最終的に添付の図の通りになればどうでも良いような気がします。自己流でやってしまいました。 | |
早くも接着です。ここは一応ニカワにしました。 | |
テイルガットサドルの取り付け箇所を削ります。 【後記】 この切り欠きでは少々小さいので後日、幅・奥行きを広げました。 |