ラップスチールリニューアル TOP

製作後6年経過、ひょんなことからお客さんにお見せすることになりました。一ヶ月の猶予を頂き、納得行くまでリニュアルします。まずはコフィンケース。
続いてメイプルトップ、と言いたいですが指板接着後ではツキ板がせいぜいです。しかも思ったような大きいツキ板がLMIしかなく、到着した時は吸湿して利尻昆布(乾燥)状態でした。困ったな〜。
ニカワの力を使い、20号機と同じように少しずつ吸着させることにしました。
何とかごまかしが効いたかな・・。次は塗装剥がしです。
元々塗膜が薄かったので何とか落とせました。目止め剤は適度に残っているのでそのままシーラー、着色です。StewMacの水性塗料ですが、ColorToneは無くなりTarget  Coatingsです。独自のURLがあるので水性塗料の専門メーカーのようですね。
今回はシーラー前着色はせずシーラーの上から3回着色です。バインディングは着色(タミヤスプレーのシルバーリーフを筆塗り)です。
デカールはシルバーです。MD-5000は絶好調、ありがとう象のロケットさん。
さて、ここは思い切って自作ピックアップです。実を言うと昔作ったシングルコイルのポールピースを差し替えようとしたらコイル断線した為なんですけど。
コイルの電線(AWG42)はまだ残りがありました。但し糸巻きの縁は引っ掛かりやすいので径小さく削り磨きました。
コイル巻き風景(カミさん撮影)。背中丸めて赤ちょうちんで一人酒みたいだな。
顔が出来てきました。
音出しをしたら音量がちょっと小さいです。自作PUの不備のせいではなく、ピックアップ高が低い為と判明、更に下駄を履かせます。結局キャビティ深さは1cmしかありません。
回路はシンプルな1V1Tのパッシブ回路です。
ケースのフェルトを張り、パチン錠、取っ手を付けて完成です。
これなら人様にお出しできるかな(笑)。
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