このページは私の一番好きな色、「青」を追求する、オタクなページです
必ずしもギターに限りませんのでご了解下さい。

特集5(11/01/10更新):これも青い(笑)。1/20 FW16B 94年鈴鹿はこちら
特集4:そういえばこれも青かった(笑)。1/100ザブングル改造はこちら
特集3:ブルーギター2008 詳細はこちら
特集2(05/12/29UP、すっかり中断状態):ブルートレインを作ろう 詳細はこちら
特集1:青いステインを求めて
  
ギターの色ですが、個人製作家の大半は渋めを好むようです。
極めて例外的に、ダキストのブルーギター(上写真右)などもありますが、少数派です。
しかし私は青が好きなので、ケバいと言われようと安っぽいと言われようと鮮やかな青を追い求めています。ギター製作前は水中写真をやっていたので青には目が肥えており、市販のギターで満足できるものは今だ1台もありません。
5号機製作に先立ち、ワシンのポアステインやプラモデル用カラー(クレオス、タミヤ等)を試しましたが青については発色がイマイチでした。木材の色は青と調和しにくいのです。
いろいろ探した結果、StewMacのステインが最も理想に近く、採用しました。
6号機(上写真左)製作にあたってはコーラルブルーを探し、結果的に市販の塗料・ステインに満足できるものはなく、ネイルアート用の蛍光顔料(ブルーにレモン少量)で調合しました。
その後StewMacのステインが危険物(可燃物)ということで輸出不可になってしまい、6号機で利用したネイルアートショップから青い顔料を購入し試してみました。
結果ですが、StewMac同様に鮮やかな発色が得られ、今後はこれを利用することにしました。
後記】StewMacのステインは2007年6月頃から輸入可能に戻りました。下の記事は参考までに読んで下さい。

これが顔料です。多分ネイルアート用として小分けして売っているだけで、専用に開発された訳ではないと思います。基本的には金属錯体(Metal Complex)と呼ばれているものです。
6号機で用いた蛍光顔料と同じくこちらから購入しました。商品名はクラチのピカエース顔料です。コバルトブルー、マリンブルーを購入しましたが見かけは同じ色(違う化合物?)です。
開封したら直ちにカメラのフィルムケースに入れます。最初からこれ前提に小分けしたのではと思うくらいピッタリサイズです。

水性クリヤーラッカー(これもStewMac)に溶かして塗り比べてみました。
まあ、どれも私的には合格です。木地を生かしながらも鮮やかな発色です。StewMacのステインを使い切ったら採用することにします。
ちなみに1袋(10g前後)472円、これでギター1本なら十分塗れます。
HOME