トレモロスタビライザー(Trem-Setter)

フローティングトレモロのチューニング安定化のパーツとしてトレモロスタビライザー(HipshotのTrem-Setter)があります。5号機に装着して試してみたのでご紹介します。
装着にあたり、2本のスプリング取付金具固定ネジの中間に深さ1/2インチ(13mm)、φ3/16インチ(4.8mm)の大穴を開けます。ここにスタビライザーのシャフトが通ります。
水平に穴を開けるのが容易であればもっと小さくて良いのですが場所的に困難なので大きめにしていると考えられます。

また専用のフックを付属の木ネジ2本で取り付けます。写真で手前側の木ねじの中心とイナーシャブロック前面(ネック側)の間隔が3・3/8インチ(86mm)になるようにします。
スタビライザー本体はネジ止めはせず、先程のフックにひっかけます。
スプリング取付金具も付属品を使います。
このように設置します。スプリングの脱着はマイナスドライバ−を使うと随分楽になるのですが、今回は金具が暴れるので面倒です。

動きについては以下の通りアニメーションにしました。2本のスプリングにより、トレモロがUPしてもDOWNしても強制的に中間位置に戻される感じです。
動作が固くなり、本当のフローティングのようなウニュニュニュニューンというニュアンスが出しにくいですね。それから1本だけあるネジ(6角)がインチ規格なので紛失しないよう要注意です(ネジもレンチも)。
個人的には、もう使わないかなあ(苦笑)。やっぱり6点式トレモロを極めようと思います。

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