ヤマハSGのボディ形状実測データ

SG-T2から実測しました。製作の際はメイプルを13mm厚に調整し、45mm厚に調整したマホガニーに貼り付け後、等高線の通りに削っていきます。私はルーターで2mm単位で削り、サンダーで仕上げました。
尚、設計上はメイプルトップ0.5インチ(12.7mm)、マホガニーバック1.75インチ(44.45mm)だと思います。
ブリッジポイントから右にスケール長さ分(SG-T2の場合は24.75インチ=628.65mm)延ばしたところにナットが来ます。ブリッジポイントは理論上のブリッジ位置であり、実際のブリッジの駒はハイポジションを押弦した時のテンション変化を考慮し0.5mm(1弦)〜4mm(6弦)程度左にずれます。ご使用になるトレモロのブリッジ位置をこれに合わせてから、トレモロのポスト位置、ザグリ位置を決めます。ネックの仕込み角度はSG-T2で実測3°でした。これより急にするとブリッジが高くなりトレモロのセッティングが難しくなりますので、トレモロ設置の場合は3°以下がよいと思います。

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