コイル巻き器材 TOP
これはコイル材(線径はAWG42)です。コイル巻き機と同じカナダ製です。思ったより小さい(少ない)ですね。 【後記】2012年1月現在、この1巻きでシングルコイル3個(8,000ターン×3個)、ハムバッキング1個半(5,000ターン×3個)、P-90 1個(10,000ターン)巻いていますが、まだ残っています。但し消費につれ、糸巻きの縁に引っ掛かりやすくなるので、縁をカット(ニッパーで切り、タジマサンダー、ペーパーで磨く)するとよいです。他に正当な方法もあるんでしょうけど。 |
コイル巻き機は自作できますが、人柱を兼ねて購入してみました。 |
組み立てが完了しました。可変速、カウンタ、ガイド付きで、時計方向・反時計方向両方できるのが特徴です。ちなみにStewMac製ではなく、カナダのSchatten Design社製です。メーカーサイトの「TECH SUPPORT」には説明書や部品表もあるので、自作される方は参照されるとよいと思います。 |
こんな風にして巻きます。最近は手袋の代わりにベビーパウダーを付けています。コイル材も斜めに傾けた方が引っ掛かりにくいです。 |
両腕のどちらにボビンを付けるか、厳密な決まりはありませんが、StewMacのキットの場合、フェンダー系はこちら、ギブソン系は反対側にしています。 |
さてこのコイル巻き機、StewMacのユーザー評価は芳しくないのですが、私は気に入ってますし、改良の余地は無いと思っています。最近超円高なので、購入をお勧めします。注意事項を以下に列記します。 【後記1】 購入される場合、International, 220-voltではなくDomestic, 120-voltを選んで下さい。アメリカから見たInternationalは主にヨーロッパを指します。220ボルト仕様を購入してしまうとコンセント形状が違いますし、電圧不足で正常に動作しません。もっとも本機はACアダプター仕様なので、間違えても何とかなると思いますが。) 【後記2】購入して4年、冬場になってカウンタ関係のトラブルが続出しました。分解してみると判りますが、構造が単純なので(メーカー説明書はこちら)単なる接触不良です。以下に私のマシンで発生したトラブルと復旧法を書きます。ご参考まで。 1)カウンタクリアが効かない →リセットスイッチのボタンを指先でつまみ(ケースから基板を外したほうがつまみやすい)、押しながらグリグリ廻したら復活した。スイッチが樹脂で固められているため、接点復活剤が注入できないのが難点。 2)カウンタが動作しない →センサーからのコネクタが外れかけていた(速度コントロールを廻し過ぎて基板が廻った)。差し直したら復活。 3)電源入りのタイミングで、カウンタが10位UPする。 →カウンタのコネクタを指し直したら復活。ノイズが乗った? それにしても、最先端のエレクトロニクスに比べたら何ともローテクな話題ですね(苦笑)。まあいいか。 【後記3】2013年にモデルチェンジし、高級版と廉価版と廉価版キットの3種類になりました。今の自分なら一番安い廉価版キットを買います。詳細はこちら。 |