ウィリアムズ・ルノーFW16B 1994年鈴鹿 改造概要 TOP

フジミキットの部品番号と改造箇所を一覧にしました。こうみると、鈴鹿仕様にする為に改造した箇所よりも、まともなFW16にする為に改造した箇所の方が多いことが分かります(苦笑)。赤字は特に私が問題と思う箇所です。
部品番号 修正点 FW16、16B
共通
鈴鹿
のみ
A1 サイドポンツーンの形状が全般的に平面的、直線的でサイドのえぐれも大きすぎるので、クラブMキットを参考に大修正、微妙なカーブ、丸みを出した。
・インダクションポッドの口が小さいのでプラバンをはさみ拡大。
・テールライトが無いので製作。

・バルジ(4つのこぶ)はサンマリノのセナ決勝、鈴鹿のヒル決勝共に無いかも?
 
・サイドポンツーンを短縮(後ろに後退)。
・背中を開口。
・エアインテーク設置。
 
B1、2 後半仕様に形状変更(大型化)。  
B3,B4 ・ノーズの形状変更に合わせ、丸みを付けた。
・背中部分を直線的に改造。
・給油口の位置修正。
 
コクピット拡大。  
B5 ノーズの形状変更に合わせ、丸みを付けた。  
B7 B5ではなくC2に固定するよう延長。  
B8,9 鈴鹿のヒル仕様に合わせステー形状変更(直線→くの字)。  
B13 前後が短いので延長、おでこ(RENAULT elfあたり)の丸みUP、鼻先端に微妙な凹。  
B14 B13と一体化。  
C1 後半仕様に合わせ形状大変更。  
C5 B3、4の改造に伴い底面を平らに。  
D1,2 C1の形状変更に伴い、当たりを補修。  
D3,4 後半仕様に形状変更。  
D6 BOX形状に改造。  
背中を開口。  
D7 僅かに上下幅を小さくした。  
E1 ・表裏で段数が違う(2段と3段)ので修正。
・逆Vがきつすぎるので修正。
・H2の改造に併せ幅短縮。
 
E2 形状、角度ともに実車とあまりに違いすぎるのでクラブMキットを参考に改造。  
E3 ペナペナ感があるので先端にプラバンを貼った。  
F4,5 アンダートレイ(C1)形状変更に伴い短縮。  
F12,13 ラジエータの彫刻を表裏に付けた。  
F9 ペナペナで安っぽく、前後幅も小さいのでプラバンで新作。  
H2 ウィング幅が広い(これではレギュレーション違反!)ので幅を5mm弱短縮。
・サイドフラップも前後幅短縮。
・ウィング形状(角度等)が実車と異なるので修正。
 
鈴鹿仕様に形状修正  
I1 ・ウィング幅を短縮。
・ウィング形状が実車と異なるので修正。
・ガーニーフラップが無いのでプラバンで再現。
 
鈴鹿仕様に形状修正  
I2 ・逆Vがきつすぎるので修正。
・ウィング幅を短縮。
 
K3 ノーズコーン下に入っているので位置修正  
P フロントタイヤ径がやや大きいので、レインタイヤ製作の際、リアと同径にした。T社MP4/8の部品転用をお勧め。  
追加 バージボード(整流板)追加  
ラジエータ前の斜めの補強バー(?)追加  
アンダートレイ下にスキッドブロック(ベニヤ板)追加。  
コクピット前スクリーン自作。  
顔前カメラ設置。  
ノーズコーンにもカメラ(もどき)設置。  
不使用 B10,11,15,16,H1,3,G2は前半仕様の為、鈴鹿仕様では不使用。  
レインタイヤを自作した為、Pは不使用。  
デカールはエッフェ、STUDIO27(16B for TAMIYA)を使った為、不使用。但し、サードパーティにも満足できるもの無し。B5にかかるゴールドライン(フジミデカールのDに相当)の幅が狭い、インダクションポッド横のRothmans、elf RENAULT(フジミデカールのN、Oに相当)が全般的に大きすぎる。  

内部メカを殺さないよう、ペナペナボディの強度を保ったまま大改修する、というのが今回の課題でしたが、やはり木工(楽器作り)で培ったテクニックが功を奏していると思ってます。一方で、私は”ぱっと見”重視(ディテール軽視)の為、配線とかスイッチとかカーボン模様等は一切行っていません。これは価値観の問題かと思います。

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