ファーストマン リバプール ジャンク再生No.1 No.2 No.3 No.4) TOP

欠損していたジャンク1号のポジションマークをパールセルで埋めました。多少エイジング塗装しています。
ブリッジは中央がオリジナル。しかし酷いシロモノです。チューニングは狂う、弦間ピッチはトレモロに比べ広すぎる。
結局ギブソンTune-O-Maticのローラータイプにしました。ブリッジも暴れないようネジ止めしました。
ピックガードも再生してみます。
ピックガードは演奏の邪魔になる為か、欠損している個体が多いです。後期型は写真のように深め(ピックアップのエスカッション面より下)になっていますので、真似してみました。
ネックの仕込み角度を調整します。元々バインディングの切れ端が挟んでありました(恐らくオリジナル)ので、位置をずらして角度を調整しました。
欠損していたアームも類似品をオークションで購入、サンドペーパーで少し磨いてエイジングしました。
2台完成です。1台はレプリカ製作(予定は未定)のリファレンス用に私の手元に保管、もう1台はこのギターに憧れる若い方にお渡ししました。これから先50年、この名器を引き継いでほしいと思います。
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